numero189
村上春樹の新作長編
「街とその不確かな壁」
読了しました。
感想だけ書かせてください(書評するつもりはないです)
今回の小説は昔の作品「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
と通じている部分が多いのですが、
前半、中盤と村上節で言う「深く降りていく感じ」は得られませんでした*引き込まれませんでした。
終始淡々として、のらりくらりと進む展開は春樹小説の特徴ですが、
これまでは早くて前半、遅くても中盤には村上ワールドに引きずり込まれてしまっていましたが、
今回はそこまで「降りて」行くのに時間が掛かった。
ちょっと待てよ、、、これはこのまま淡々と終わっちゃうんじゃ・・・
と思われた後半。
登場人物が増えてきた頃から一気に降りてイキました(ようやく世界に入り込んだ)
特にその後半は、過去、現在、パラレルワールドの現在、パラレルワールドの過去、
と色々と移ろうので難解な部分も多く、
一気にはイキましたが、「??」という部分も多いのでもう一度読んでみないと。
面白かったですよ。
春樹さんももう72歳。
おそらく次回(多分6、7年後くらい)が最後の長編作品になるのかな。
「街とその不確かな壁」
読んでみたいかたは連絡ください。
お貸しします。
そしてそして、、、
禁酒中の中*前回のコラム参照
ついに師友のニューバイクが到着したと聞き、早速アポを取って仕事前の早朝デュオライドに。
お隣の上富田町に5時半に集合。
そこから白浜を軽めにポタリングし、円月島で小休憩。
早朝6時。
何年か振りに缶コーヒーを飲んだ。
気持ち良かった~
そして帰路にある坂でタイムアタックにお付き合い。
ちょっと頑張ってはみたものの、相変わらずまったく付いて行けない・・・泣
今年は何回一緒に走れるか分かりませんが、
こりゃまた後ろに付いていくのに必死やろな・・・
ふうむ