numero223
画像はイタリア・カプリ島でのランチ
食への関心が強い今の自分を形作ったのは、
食べることが好きで色々と連れて行ってもらった東京時代のボスと、
同じく食べることが好きな妻の影響だと思います。
でもそれよりもずっと前、小学5年生の頃に書いた七夕のたんざく。
夢を書けと言われ、
「将来、同窓会で皆に美味しい料理を食べさせる」と書いた記憶があります。
その頃から料理人になると決めていたのでしょう。(いや、なってないし)
そして中学生の頃、その道に行くことを決定づけたことがあります。(いやだからなってないし)
TV番組「料理の鉄人」です。
あの番組がスタートした時、中学生ながら
「ついに料理人が表舞台に出る時代が来た!!」
と、一人でテンション上がって見ていたのをはっきりと覚えています。
そして、
「いつか自分もあの舞台に立ちたい!」
と本気で思って、高校の進路を確定させました。(いや、だからあなたは料理人になっていない)
圧倒的な勝率で安定感抜群だった道場六三郎さん。
フレンチの美しい世界を見せてくれた石鍋裕さん。
ダイナミックな料理で賑わせた中華の陳健一さん。
フレンチはすぐに酒井宏之さんに交代しましたが、どの鉄人も当時の自分にとって憧れの存在で、
いつかこの人達の料理を食べてみたいと思っていました。
そこまで好きだった食の道に、何故行かなかったのかは自分でも不明。
美容ブーム(カリスマ美容師ブーム)の前でしたし、
特にヘアーやファッションに興味があったわけでも無くてですね・・・
散々、調理師学校に体験や見学に行っていたにも関わらず、
気が付いたら何故か大阪の美容学校に行っていて、神戸のサロンに就職。
一年経って一念発起し、住む場所も働く店も決めずに当時の同僚と一緒に上京。
直ぐにその後10年お世話になることになる店に就職しましたが、
当時のアシスタント時代なんてまあ、超極貧生活・・・
「鉄人の店」なんて行けるはずもなく・・・泣
スタイリストになってそれなりの給料を獲得するようになった頃には、
「イタリア好き」が覚醒してしまっていたので、もはや鉄人の店には興味が沸かなくなっていました。
それからはもっぱらイタリアンオンリー。
雑誌dancyuを見ては気になるイタリアンに食べに行っていました。
その頃からワインにも興味が出てきていて、
イタリアワインしか買わない、飲まない、はこの頃からスタートしました。
だから都内に住んでいるにも関わらず、フレンチや和食に店にはまったくと言っていい程行かず・・・
(蕎麦屋には結構行ったけど)
今思えば特にフレンチ、そしてフランスワインは向こうで色々と食べて飲んでおけば良かったと後悔してます。
今、料理はやっていません。もっぱら旨いものを食べる専門。
時々パスタ当番をするくらいです。
食に関心が強いとはいえ、これじゃいかん、、、
食欲の秋。
赤ワインが旨い季節です。
ライドオンすさみも終わったし、料理も復活させてみようかしら。
ふむふむ