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COLUMN

numero274

このHP、news欄でお伝えしましたが、

8月27日火曜よりしばらくの間お休みをいただいております

 

和田、ロードバイクで走行中に転倒

全治約1ヶ月の入院生活になってしまいました

 

備忘録として事故の詳細をここに書き留めておきたいと思います。

 

休日のお昼前にスタート

2ヶ月後に迫ったライドオンすさみ2024

そろそろ少し長い距離を走っておこうと思い、

上富田町生馬から日置駅に抜けるルートを選びました。

 

シン·タイヤに代わって初の登坂。

機体の性能も少しUPしているだろうし、

日々の筋トレの成果も出てくる頃?

快調に登ります

下り区間には川沿いを走る気持ち良い箇所もあり、

木陰が暑さから守ってくれているようで軽快に日置駅に到着

少休憩

 

ここまでで40km程度

このまま国道42号を走って帰宅するのもいいけど、

もう少し距離を走りたい

道の駅すさみまで行き、調子が良かったらライドオンすさみの最難関、コカシ峠を登坂して佐本地区に上がり、

自宅まで帰る約120kmのコースを考えなから

リスタート

周参見方面に向かいます

 

駅を出て国道42号に入ると先ず日置トンネルがあります

いつもここは車道を走る勇気はなく(怖い)、

大きめの歩道?を走行します(おそらく自転車通行用です)

 

全長700m程度のトンネルを抜けるともう1本トンネルがありますが、

一本目のトンネルを出た時、

周参見方面には真っ黒な雲が…

 

慌てて雨雲レーダーで確認すると、

周参見方面から真っ赤になった雨雲が接近中!

こりゃいかんわ!

やっぱり帰ろ!

一本目のトンネル出口で引き返す事にしました。

 

雨雲と競争しながら帰る事になりそうだな、、、

なんて思いながら再びトンネル内の歩道へ

 

ほぼ直線のトンネル

丁度真ん中辺りに差し掛かった時です

何が起こったのか、

今思い出しても全く分かりません

 

記憶にあるのは、

「なんだ!うお!あ!グゥ!ガ!」

という自分の声と、

タイヤがめくれ上がってホイル剥き出しになっていく

愛車Bianchiの前輪の様子…

 

ガッシャーン

 

落車

 

第一声は

「クソ~!なんだよ~!どっなってんだよ~!」

 

右頬を強打した?からでしょうか、

右頬が上に上がってしまっていて、

右目を塞いでいるのか、見えない…(恐怖)

 

次に来たのが左腰辺りへの激痛

た、立ち上がれない…

ヤバい…

 

さすがにこれは結構ヤバい状態だと思い、

そのままの状態でウェアの後ろポケットに入れていた携帯を取り出す

あった、良かった!

妻に!

圏外

 

そうだ、ここはトンネルの丁度中間地点だ!!

電波が無い…

くそ!どうしよう!

 

走っていく車に必死に合図を送るも、歩道の柵がある為にまったく気が付いてもらえず、無情に走り去っていく

 

このままここでうずくまって居てもこの歩道を通る人なんて恐らくほぼ皆無

とにかく、電波の届く場所まで自力で移動しなければ

 

身体をチェックする

右目はほぼ見えない(右頬腫れて)

左腰辺りに激痛がある

他はどうだ?

裂傷、骨折の疑いは?

よし、擦り傷はあるものの、他には目立った外傷はない

痛む左腰を

グギギギギー!と右手を使って持ち上げ、

ボロボロになった愛機を起こし、もたれ掛かる

ホイール剥き出しでタイヤが絡まっている愛車に半身を預けながら、少しづつ、少しづつ、、、

いける、ずり足程度だけど移動出来る

 

ゴメンな、ビアンキ…

せっかくタイヤも変えたのに、こんなんなっちゃって…

ゴメンな…

口に出して呟いていました

 

ボロボロのビアンキに支えてもらいながら、

2人、

トンネル出口を目指してズリズリと這うように移動します

 

イテーよー…クソ~…

やっちまったよ~…

あ~あ~…ゴメンなビアンキ…

 

どれくらい掛かったか

約400メートル近くを激痛に耐えながら足をひきづり

愛車と一緒に必死に、必死に、

必死に、

出口へ

 

ようやく出口

先ずは妻に電話を入れ、落車した事と場所を伝え

救急車を呼ぶ

 

15分後

救急車が到着したものの、左腰辺りへの激痛でストレッチャーに横になれない

 

いくらやってもどうにもこうにも激痛で無理

 

仕方なく正座した状態で首と身体を固定してもらい、病院へ

 

救急車から降りる際も横になれず、

救急室に入っても無理で、先生にも

「どうにもこうにも横に寝ないと検査も出来ないしさ、

ほら!1度横になれば大丈夫!頑張ろう!いこう!」

と説明されるも、寝ようとすると激痛でやっぱり寝転べない

 

見かねた先生

「仕方ない、サービスしとこうか」と

立ったままルートを取って鎮痛剤を注射

「ちょっとぼーとしますよー」

と看護師さんの声が聞こえ、そのままベッドへ横たわる

寝れた…

 

ここから検査、検査、検査

 

結果

右頬と左腸骨という骨盤の一部分?の骨折と判明

一応手術は予定無し、

全治約1ヶ月の保存療法で入院となってしまいました

 

幸い、頭はヘルメットが守ってくれていたので脳にも異常なし

仕事で最重要な指にも傷1つなく、他外傷も足に擦り傷程度

 

打ち身打撲はこれから痛みが出るかもですが、

とにかく指(仕事道具)が何ともなく、良かった…

 

 

今回の落車

特に無理にスピード出して曲がっていたわけでもなく、

何故落車したのか本当に分からないんです

 

復活したら1度事故現場を視察しに行くつもりですが、

柵があったから激突して頬を骨折しましたが

柵がなかったら道路に放り出されて動けなくなっていたところに車が、、、

と思うと、柵があったおかげで助かったと思っています

 

事故後、愛機は妻の機転で直ぐに自転車ロードサービスを使って自宅まで届けてもらっていますが、

まだ状態を見れていません

 

多分、前輪ホイールも逝ってしまっているだろうし、

他もかねりの損傷を負っていると思います。

修理が出来る状態かも、まだ分かりません

 

これまで3年間、一緒に色々なところを走ってきた愛車です

事故の直後も彼に支えてもらわなかったら、

絶対に出口までたどり着けませんでした

 

ゴメンねビアンキ、ありがとうビアンキ

あー、思い出して書いててもマジで泣けてくる…

 

 

今は入院3日目

痛み止めが効いている間は少しづつ歩けます

 

しっかりとリハビリして早期回復、早期復帰出来るよう、頑張ります!

 

また復帰のメドが立ち次第、お知らせしますね

 

それにしても、元気なので

暇です(痛くて動けないし)

 

ロードバイク

また乗れるようになるのかな

Bianchi、無事なのかな

ライドオンすさみ2024、出れないのかなー…

無理だよなー…

 

師友にしっかり付いていけるように頑張って練習して、頑張って筋トレもしていたのに…

あーそれ思って書いていたらまた泣けてきた

(今マジで泣いてます)

 

グスン…

 

 

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