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COLUMN

numero338

ライドオンすさみ2025 ②

 

第1エイドでTさんが来るのを待ち、合流

Tさんの為に少し長めの休憩を取り、一緒に第2エイドを目指します

 

和田はチームゼンコウのプロの方々と走ってきて、既に気持ちは

「腹いっぱい」「閉店」状態。。。

 

しかし!

Tさんをゴールまで連れていくことはしなくてはなりませぬ!

 

再スタート後は佐本地区まで緩やかな登坂が続く

 

勾配3%になるとTさんは遅れ始めますので引き上げます

 

と、途中でTさんから

 

「和田さん、さっきのエイドで見ましたか?

 1人メチャクチャおじいちゃんいましたよ。

 しかも1つ後ろのQ組なのに僕とほぼ同じタイミングで第1エイド入ったようで…

 おじいちゃんより早めにエイド出たので今は先行してますが、

 僕もうあの人に抜かれたらそこでリタイヤします、、、

 そしてロードバイク引退します泣」

 

などという弱音を!

 

和田

「尚更です!頑張っていきましょう!

 その「Qちゃん」

 (和田が即興で付けたQ組のおじいちゃんのあだ名)

 に負けないようにしっかりついてきて下さい!」

 

と鼓舞しながら引き上げます

 

程なくして第2エイド到着

 

ここでも和田はまだお腹の調子は良くなく、

コーラちょっとにイノブタうどんを数口だけ食べ、リスタートの準備

 

と、

7,8分遅れくらいで「Qちゃん」がエイドに到着!

Tさんは慌てて出る準備!

リスタートです

 

第3エイドは古座の一枚岩まで約25kmちょっと。

少し長めの登坂区間が最初にあります。

 

平均勾配は約4%ですが、9%区間もあり、長い。

果たしてTさんは「Qちゃん」の追撃から逃れられるか?!

 

登坂に入って和田は先行

登りはリズムを失うとしんどいので自分のリズムで、登る。

上でTさんを待つことにします

 

第1エイドをゼンコウチームと走ってはきましたが

まだ脚は活きているようで沢山の人を追い抜いて登れる

 

追い抜き様に

「あ!!ゼンコウさん達についていっていた人ですね~!!」

と声を掛けられる

 

「必死でした!」と挨拶を返して

淡々と登る、登る

 

頂上のトンネルでTさん待ち

しばらく待つと必死に登ってくるTさんが見えます

 

!!??

何と!

Tさんの後方に「Qちゃん」の姿らしき赤い自転車が登ってくるのが見えるではないですか!!!

 

早めにリスタートしたのでしょう!

まだかなり後方とはいえ、

これはマズイ!!

 

程なくして頂上に着いたTさんはズタボロですが

「後ろ!Qちゃん来てます!!いきましょう!」と休ませません(笑)

 

そこからの下りではTさん、攻める攻める!

自分はゆっくりと降りていきますが、さすがにQちゃんもまだ後方には来ない

 

下りきってから第3エイドまではちょっと長めの平坦区間

前でTさんを引いて走ります

 

速度も抑えて25km巡航くらいでいきますが、後ろでなかなかきつそうな感じ

少しづつ下がっていきます

 

「う~、、、和田さん、、、キツイ~、、、」

 

と、Tさんの様子を見る為に振り返った

その時です!!!

 

後方にQちゃんらしき姿を捉える!!!!

 

和田

「Tさん!!キタキタ!!Qちゃん来てる!Qちゃん来てるよ!!!」

Tさん

「マジですか!?泣 絶対に追いつかせたらダメです!

 〇ぬ気で頑張ります!!うお~泣」

 

とにかく逃げます!

「頑張ってTさん!!!エイドはもうすぐそこ!すぐに見えますよ!」(大ウソ)

と声を掛けながら走ります

 

Tさん

「うお~!!しんどい~!!ぐは~!!!」

 

何とか、何とかQちゃんに追い付かれずに第3エイドに到着

 

2分程遅れてQちゃんもエイドに入ってきました

 

かなり差を詰められておりますな~

こりゃマズイ。。。

 

この「一枚岩」のエイドはメインエイド

 

天然アユの塩焼きや、さんま寿司にめはり寿司、

アラ汁にと、しっかりとした食事を摂ることが出来ます。

 

自分もそろそろカロリー摂取しておかないと後半ヤバイと思い、

アユ塩焼きとサンマ寿司を二つ、バナナ1本を摂ります。

 

朝からほとんど食べていない上にゼンコウチームについていって

かなり消費しているはずなのでエネルギーは全然足りないのですが、

やはりまだ胃と腸が受け付けない・・・

半分は無理矢理押し込んで。

 

 

ここで和田、大胆な行動に出ます。

 

一人で座って食べている通称「Qちゃん」を探し、声を掛けました

 

「お疲れ様です!先輩スゴイですね~!失礼ですがおいくつなんですか?」

 

Qちゃん

「お疲れさま~

 私?

 今年で73歳」

 

驚愕!!!

「Qちゃん」などというあだ名をつけてしまっておりますが、 

これはもう「Qさま」ですな!!泣

 

あと約25年後に自分があの走りを出来るとは到底思えない!!

 

和田

「スゴイですね~!! もう歴は長いのですか?」

 

Qちゃん

「いやー、16年くらいかな~。

 今日もしんどくてしんどくて。。。

 実は君たちに追い付こうと思いながら走っているんだけど、 

 なかなか追い付かないわ~、ヒャッヒャッヒャッ」

 

エイドを食べて〇んでいるTさんところに戻り、

その年齢とやはり「追ってきていること」を伝えると

 

「和田さん、これもう絶対に負けられない戦いです!泣

 もう出ましょう!泣

 エイドで先行しないとマジで抜かれちゃいます!

 抜かれたら本気で引退しちゃうかもデス・・・泣」

 

ということで

リスタートです!

 

第4エイドまでは直ぐ。

ここは「ロングコースの人用」のエイドなので、

ミドルコースの自分達はスルーしてもいい距離

 

 

次回はその第4エイド~最終エイドまでをレポートします

 

さあTさん

最後までQちゃんの追撃から逃げきれるのか!?

 

この時からTさんには、背後に白髪のQちゃんの声が聞こえていたようです

 

「ま~て~、、、ま~て~、、、おいぬくぞ~、、、ヒャッヒャッヒャッ」

 

つづく

 

スタート前↓

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