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COLUMN

numero66

先にも書いたように読書スイッチが入ってしまいまして、このところまた本を読み漁っています。

 

村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」をじっくり再読しながら、

並行読みで川上未映子の「すべて真夜中の恋人たち」を一気に読了。

 

個人的にですが、女流作家さんの小説はあまり読みません。

決して差別的な意味じゃないんです。

どうしても女性が主人公なことが多いので、感情移入がしづらくて。。。

 

女性が村上春樹の本を読むと「なんかキモチ悪い」と思うことが多いらしいですが、

それと似たような?感じ?ですかね??

キモチ悪いとは思わないけど、女性の主人公の視点に入りきれないことが多くて。

 

川上未映子さんの作品ももちろん女性視点なんだけど、

この人の文章表現にはなぜかスルっと入っていける気がします。

独特の「ダークさ」があるし、言い回しとかもくどい感じなのが、結構好きです。

 

光と影を後ろに感じる文章が自分は結構好きで、

(まあというか、とことんダークな小説が好きなんだけど・・・)

やっぱりこれもケンチクと同じで、設計者や作者の脳ミソの一旦を垣間見れるのが楽しくなるわけです。

 

ダークな色を隠すわけでもなく、かと言ってさらけ出すでもなく、

うまくコントロールしている感じの作家さんの脳ミソを感じるような小説には、深く入っていける。

川上未映子さんも、村上春樹さんも、そういう部分では共通点があるように自分は思うんだけど。

 

と思ったりしていた時にたまたま見た知らない人のインスタ投稿に、

ユニクロと村上春樹のコラボTシャツがアップされているのを発見。

 

しかもそれがなんとリアルタイムに「ダンス・ダンス・ダンス」のデザインのもあるし。

*本を再読しだしたのが先ですよ。

 

もちろん即購入。

 

村上春樹風に言うとそういうのが、正に、

「繋がっている」

ということなんでしょね。

 

 

ふうむ。

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