numero106
暮れの30日に痛めた背中から首の痛みが残る、2022年元旦。
朝から白ワインを開け、家内の手作りお節を食べて気持ちよく新年を迎えることが出来た。
「もう作る事はないかな」と言っていたその言葉は忘れてしまっていたようだ。
年末営業の疲れた身体に染み入る手の込んだ品は、
一つ一つしっかりと丁寧に作られていてとても美味しかった。
ワインも奮発してみた。
レストランでは14000円程度する長期熟成型の北イタリアの白を抜栓。
*小売価格はヒミツ。もちろんレッゾでも販売している
ビンテージは2018だったので「まだまだこれから」といった感じだったが、
このワインのために特別に造られる葡萄を使い、
質を高める為にあえて収量を抑えて造るという特別なワイン。
ソーヴィニヨンブラン100%でとてもしっかりした骨格。
複雑な香りには樽香も感じられてとても芳醇。
感覚的にはあと5,6年寝かせるともっとポテンシャルが出てくると思う。
美味いお節と旨いワインで、今年も良い元旦を迎えることが出来た。
感謝。
イタリアのことわざにこんな言葉がある。
Anno nuovo vita nuova
( 年があらたまれば新しい人生 )
2022年。
首の痛みは残っているものの、
新しい人生のスタートだ。
ふむ。