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COLUMN

numero215

昔から寺や僧侶、禅に興味や関心が強くてですね、

小学生くらいの頃から今でもTVで、寺や坊さんの特集を見付けたら見入ってしまうんです。

 

現実的には無理ですが、いつか厳しい修行寺に籠りたいと本気で思っています。

勿論、頭も丸めて。

(過去に何かヤラカしたわけじゃないですよ。。。)

 

コロナ禍に入る前にはレッゾでも色々なイベントを毎月やっていました。

その一つに、違う宗派の僧侶を二人招いて座禅や食に関するイベントもありました。

 

そして今回はお客様のお寺でイベントがあるとのことで、行ってきました。

 

東京から講師のお坊さんを招き「食事から考える禅の教え」というタイトルで、

座禅を交えて分かりやすくお話ししてくれるという会。

 

少数での会だったし、檀家でもない自分が行ってもいいものなのか迷いましたが、

自分の休日とタイミングがあっていたのも何かの縁かと思って。

 

最初は食と禅のお話し。

典座(てんぞ)と呼ばれる修行寺の料理当番のお話しから。

 

典座の話しはTVでも取り上げられることが多いのでご存じのかたも多いかと思います。

(知らないか、、、)

 

以前レッゾで座禅イベントをやった際に来てくれたお坊さんは、

典座に使える料理当番を経験してきたかたで、色々なお話しや裏話しも聞いていましたが、

今回もそれに通じるような「禅と食の関係性」。

 

料理を作るということがどういうことか、そして食べるということはどういうことか、

分かり易く話してくれました。

本当に行って良かった。

 

途中、質問は無いでしょうか?という問いに誰も手を挙げないもんだから、

思わず手を挙げ、

「自分、お酒が好きなのですが、、、お酒というのはどういう風に捉えると良いのでしょうか?」

なんて質問をしちゃいまして。
 

後から考えたら、周囲のかたから

「あの人、きっとアル中で悩んでいるんだわ、、、」と思われただろうなと、、、

ふうむ、、、

 

その後は椅子座禅。

以前にレッゾでも経験していましたが、

その際はなかなか集中出来なくて「難しい」というイメージがありました。

 

しかし今回は講師のお坊さんの「誘引」がとても上手で、

わずか5分程度の座禅でしたが、とても気持ち良い時間を体験出来ました。

 

学んだこと、

大切なのは、

呼吸。

 

人は生まれてくる時、呼吸=産声から始まり、死んでいく時、呼吸が止まる。

全ては呼吸。

呼吸を整えることで身体、精神をコントロールできる。

 

ロードバイクに乗っている時、長距離を走っている時なんですが、

一瞬、自分の呼吸の音しか聞こえない、何も考えていない瞬間が来ます。

ゾーンに入っているような感覚です。

それに似た感覚を、座禅でも得られるわけです。

 

深いところに降りていって、自分の奥にあるもう一人の自分と対峙する瞬間、

と言いますか、、、

 

座禅は自転車の時よりももっともっと、もっと深く降りていく感じです。

 

 

と、

久しぶり?にいつもの場末のオアシスへ

今宵も「W呑み」←W師友とのサシ呑み

まずは師友の持ち込み、秋田の新政。

珍しいバージョン。

いつもながらよく手に入れるもんですな。。。

やっぱり旨い新政!

自分はイタリア、カラブリアの赤を持参。

土着品種らしい複雑な感じですが、和食にも合わせられます。

からの、いも焼酎。

ミントぽいクールな香り。

そして、、、

〆の蕎麦

北海道産の新蕎麦を打ってきてくれました。

安定感抜群。

喉越しも良し!旨し!

 

乾杯(完敗)

 

禅のお話しを聞いてきたばかりだというのに・・・

 

ふうむ、、、

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