numero242
皆さんは今の自分の可能性に限界を見付けてしまった時はありませんか?
28歳くらいだったでしょうか。
その環境下で出せる結果に限界を感じたといいますか、、、
とにかく、悟ってしまったというか。。。
「スレッガーさんかい!?早い、早いよ!」
*機動戦士ガンダムの名セリフより
と言われると思いますが、
自分なりに数年間、頑張ってもがいて、やれる事は全てやったあとでの結論でした。
勿論、美容師としての自分に限界を感じたわけじゃないので、
20歳の頃から描いていた「30歳で帰郷して独立」というベクトルに舵を取るきっかけになったんですが、
帰郷してから開業まで約半年、開業準備しながらふと考えたことがあるんですよね。
「人生やり直せるとしたら美容師じゃなくて何するだろ?」て。
その時に描いた妄想。
一つは、もちのろん、料理人。
子供の頃から将来の夢は料理人でしたからやっぱりそれが一番に思い浮かびました。
そして次に浮かんだのが、
僧侶。
その世界に興味があるので、そちらに向かうのもいいなと。
そして、
もっと可能性があるとしたら、医者やわと。外科医やわなと。
中世ヨーロッパの時代
理容師(美容師)という仕事は外科的手術を行う外科医であり、
「理容外科医」という職業だったことをご存知でしょうか。
床屋さんのサインポールありますよね。くるくるしているやつ。
アレは世界共通だそうでして、赤が動脈、白が包帯、青が静脈を表しているという説があり、
外科手術をしていた頃のなごりと言われています。
そのように「切る」ということについて深い繋がりがある職業だなと。
そりゃ簡単になれる職業でもないのは理解してます。
*現役の医者さんからは失笑されると思いますが妄想なので許してください。
そんな妄想を考えていたりしたことがあったりしまして、
そういうのが今のRezzoを創る思考の礎になっていると思います。
今のところこの場所と自分に可能性に限界を感じてはいないし、
それがこないような場所、美容室にしてきたつもりなので、
おそらく生涯現役で頑張れると思っています。
さてさて、
久しぶり????に場末のオアシスへ。
この日は「にいだしぜんしゅ・にいだのごさん」からスタート
日本酒ですがオーク樽で寝かせているので淡いピンク色に。
紹興酒?桂花陳酒?のような不思議な香り
そして師友はフランス、ボルドーのワインを持ってきてくれました。
シャトー・グラン・ピュイ・ラコスト
ボルドーのメドック地区、ポイヤックの5級格付けシャトー。
このポイヤックには
・シャトー・ラフィット・ロートシルト
・シャトー・ラトゥール
・シャトー・ムートン・ロートシルト
という偉大な一級シャトーが3つもあるという特別な場所。
*勉強してますよ~
ラコストも五級とはいえ、そのポテンシャルを感じる香り!
抜栓して時間が経つと共にボルドーらしい重厚さに少しづつ変化していきます。
う~ん、、、トレビア~ン
そして勿論、〆には蕎麦!
201回目の蕎麦打ちだそうです。
素人で200回超えて蕎麦打つ人なんておりまへんて。。。
喉越し良く、旨い!!
この蕎麦も4月からは食べられなくなるのか、、、
くぅ~、、、
最後に余市もご相伴に預かって。
今宵も
完敗(乾杯)
ふむ