numero267
唯一、と言っても過言ではない「食友、酒友、ワイン友」だった師友の転勤で
場末のオアシスや白浜のイタリアン「ロッカ」に行く機会も極端に減ってしまいました。
食やワインが好きなロードバイク仲間の「バッカス」メンバーもおりますが、
年齢や社会的地位の差を考えると自分からお誘いするのはおこがましいメンツ。。。
もう少し近い世代で食やワインへのベクトルが似ている仲間を見付けないとです。
誰かおりまへんでしょうか、、、
とほほ
と、そんな時、
以前、師友と新宮で訪れたイタリアン「ハレサンチ」の出張営業が田辺で行われる、
とのインスタ投稿を発見。
これは行かねば!と思ったのですが、
いかんせん誘える人がいないわけです・・・
そんな時、
バッカスメンバーのお一人からそのイベントに「興味ありませんか?」とlineが!泣
神!
イキます!!
田辺のMOBOを借りて。
創作イタリアンとワインペアリングをコースで
エラそうなこと書きますよ。
鼻にツクな~、と思われても仕方ないこと、書きますよ。
由良町の「ロカンダ・コンカドーロ」の料理を食べた時も感じることなんですけど、
ハレサンチの料理も本当に上手く素材が活きています。
この「素材を活かす」てよく耳にしますが、
真にそれを理解してそれ出来る料理人て、以外と少ない気がします。
イタリアンやフレンチは使う食材てクセのあるものが多いですよね。
ソースも複雑なものもあります。
だから料理人が迷走しちゃうとどうしても「足し算」な料理になっちゃう気がします。
そうすると輪郭がボヤけちゃう。
真に素材を活かした料理というのは、とてもよく計算された「引き算」の料理、
なんじゃないかなと個人的に考えています。
それは、食べた時、口の中で完成する料理。
「シンプル」とはちょっと違う。
複雑なんだけど、潔く、食べた時に迷いが感じられない。
上記しましたが、東中野の師匠に教わった言葉です。
「料理は輪郭が大切。素材の良さを活かすには輪郭をはっきりとしないといけない」
輪郭がはっきりしている料理は、とても潔く、軽快。
それにはとても勇気のある「引き算」が大切なんじゃないかなと。
実は美容師のサロンワークにも通じる部分があってですね。
カットにしろ、パーマにしろ、自分は昔からこの「引き算」をとても大切にしています。
どれだけ引き算が出来るか、
結果それが患者ゲストの「普段の手入れがしやすい」に繋がるんじゃないかなと思っています。
が、
て、そう簡単じゃないんですよね~、、、
そんなことはさておき、
いやー、とても旨かった。
お誘いいただいた人生のパイセンに感謝です!!泣
ハレサンチ
新宮の仮店舗は6月いっぱいで終了し、
9月頃には那智勝浦での本格開業を進めているそうです。
これは宿泊アリで勝浦遠征に行かねばなりませぬな!
むふふ