numero92
自他共に認めるイタリア好きな自分。
周知の事実ですが、無類のイタリアン好きでもあります。
先月、懇意にしている取引先ワインインポーターの担当者から
「京都でイタリアンを経営されていた知り合いのシェフが和歌山に移住し、
オーベルジュをスタートしたので、是非!」
とのメールをいただいていました。
ただその頃はまだ感染拡大の真っ只中。
県内とはいえ、堂々と伺うことが出来る状況ではなかった為にチャンスを伺っていたんですよね。
ようやく行くことが出来ました。
感想を先に書くと、
ホント、美味しかった。
しっかりと洗練されていながら奇をてらわないイタリアンは、前菜からメインに至るまで隙が無く、
特にハーブと柑橘の使い方が絶妙でした。
地元の食材とシェフの経験値がうまく融合されていて、本当に美味しかった。
久しぶりにしっかりとしたイタリアンを、素敵な景色と食べることが出来て、とても幸せな気持ちになりました。
再訪決定。
イタリアン特有の素材を活かす調理は、ここ和歌山特有の環境に最高にマッチングします。
自分は帰郷した当時からそれを推しています。
黒潮がもたらす魚介類。
温暖な気候が育てる野菜や果物。
大自然の中で育つ山の幸や、ジビエ。
新鮮で質の良い素材が、早く、そして安価で手に入ります。
だけどそれを活かすのは、調理人の腕とセンス。
ミシュランガイド和歌山も発表され、都会から和歌山へ食の旅に来るかたも増えるはずです。
同時に、
和歌山という地域の可能性に目を向けるシェフが増えてくれるといいな、と思います。
やっぱり、
「ちゃんとしたイタリアン」は、
美味しいんです。
ふむ。