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COLUMN

numero177

 

季節に一度はランチで訪れるようにしているイタリアン

由良町にある「ロカンダ・コンカドーロ」

 

ココ

 

普段はオーベルジュとして営業していて、

レストランは宿泊客がいなければランチ、ディナー共に予約制でOPENしてくれます。

 

一度仲間でディナーに伺ったことがありますが、今回もランチで訪問。

 

昼間は運転代行はやっていないし、

家内に運転を任せられるとはいえ、一人だけ飲むのも申し訳ないのでノンアルコールで。

*ディナーに行った時は下戸の仲間が運転してくれました

 

 

季節も移り、全体的に春の食材メニュー。

今回は上の画像、鰆(さわら)が特に旨かった。

 

柑橘のブンタンとホウレンソウを旬の鰆と合わせた前菜。

表面のみ、温める程度に絶妙に火入れされた鰆。

中はほぼレアだけど臭みも出ておらず、素材の旨味が完璧に引き出されています。

ねっとりとした旨味たっぷりの鰆の身が、主張し過ぎないブンタンの甘味と酸味と絶妙にマリアージュ。

付け合わせのほうれん草とそのパウダーも香り良くマッチング。

ナチュール系の白やロザートを合わせたかった!

 

 

巷では流行りのように「地元の食材を使う」「地産地消」というような言葉が溢れていますが、

地元で売っている食材を使って調理するだけではそこに何も生まれないと思うのです。

家庭ではそれでいいのでしょうけど。

 

素人、一般人では出来ないような、地元の素材のポテンシャルを最大に引き出してこそ、

「地元の食材を使うこと」に意味が生まれるはずです。

 

ここ、コンカドーロのイタリアンを食べるとそれが素直に理解出来る。

 

素人では出来ない細かな足し算と引き算。

その先にあるシンプル。

その「複雑なシンプル」に着地出来ることが、

地元食材を使う意味であり「それを活かした料理」ということなのかなと思います。

 

そんなイタリアンは、食中も食後も、食べ疲れない。

毎日だって食べられる。

 

 

いつかここコンカドーロで宿泊したいなー

 

日没前の夕方。

沈む夕日を眺めながらアペリティーボで始まり(めちゃくちゃ眺めがイイところなのです)

ディナーはお気に入りのワインを持ち込んで、たっぷり3時間以上かけてゆっくりと食べ、

ワインを飲む。

 

朝日を浴びながら起床して海を眺め、

イタリア風な甘くて美味しい朝食を食べ、また海を眺める。

 

記念日なんかに最高でしょうな~。

 

男同士、仲間同士で行くのもアリか?

そうだ、

ロードバイク仲間数名で田辺からライドして行ってそのまま泊まるのもアリかも!?

オヤジ達で、、、

その場合は二日酔い確定。

早朝の海を眺める余裕なんて無いだろうけど

 

ふむ

 

 

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