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COLUMN

numero104

味処やぶさんの鯨のハリハリ鍋。

 

 

 

新型コロナウィルスの感染状況が落ち着いている今。

知人、友人と、そして新しい出会いも幾つかセッティング出来た。

 

特にこのコロナ禍での新しい出会いは、限定的でレアなベクトルの中で生まれてきている。

つまりそれは趣味嗜好のベクトルという関係性から生まれている出会いだ。

 

年齢や職業、社会的地位などの違いがあるのは同じだが、

これまでとは違い、比較的フラットな関係性を築けているように感じている。

 

もちろんフラットな関係性というのは対等という意味ではないことも理解している。

それは自分が望んでもうまくいかないことだということも経験上、知っている。

しかし、

この趣味嗜好という限定的な枠の中での出会いの場合、

比較的フラットな関係性を構築し易いように思う。

 

自分の場合、一つは

「食」だ。

食への関心が強いというベクトルから生まれる出会い。

食事や店の「美味い」や「イイね」と思う物差しが似ている人には綺麗に腹を割れる気がするし、

腹を割ってくれている気がする。

 

そしてもう一つは、最近趣味となったロードバイク。

必要な知識や技術、情報を仕入れる上で生まれてくる出会い。

初心者という立ち位置を理解してくれ、丁寧にアドバイスをくれるような人には、

とても素直に心を開くことが出来るし、同じ趣味というベクトルがあるからか、

年齢などの違いも感じない関係性を築けているように思う。

 

趣味嗜好のベクトルというのは、価値観というベクトルに比例していくのだろうか。

とても良い交流を生んでいる。

 

 

 

2021年も終わろうとしている。

今年もコロナ禍で色々なことが制限された一年になったが、

コロナ禍だからこそ見つけられた新しい出会いと、そこから繋がる新しい扉もあった。

 

来年はその扉の中に飛び込んでみようと思っている。

吉と出るか凶と出るかは分からないが、人生において良いベクトルだという予感は、ある。

 

こういう「勘」は昔から

 

鋭いのです。

 

ふむふむ。

 

 

 

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