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COLUMN

numero120

43歳になったようです。

 

もはや「ケツの青い若造」というのを言い訳に出来ない年齢になってきましたな。

ふむ

 

 

イタリア白ワインの聖地と呼ばれる地域があります。

北部、フリウリヴェネチア・ジューリア州です。

ここに巨匠と呼ばれる造り手、ジャンフランコ・ガッロ氏が率いるワイナリーがあります。

 

「ヴィエ・ディ・ロマンス」

 

テロワールと呼ばれるその土地の特徴を完璧に見極め、

通常では考えられないような手間暇を掛けて徹底的な管理の中で造られる白ワインは、

世界中にファンを持つという有名なカンティーナです。

 

今回、誕生日ということもあって、

都内のイタリア食材のショップから切立ての生ハムやらサラミを取り寄せてくれていたので、

そのヴィエディロマンスのアイテムの中から「フロールス・ディ・ウィス」を抜栓。

 

実はこのワイン。

ワインを販売する以前、5年程前に個人的に仕入れていたんですよね。

でももったいなくてこれまでなかなか開けるタイミングがなく、、、

初試飲。

 

ワイン師匠達からウワサはかねがね聞いていたけど、

すごかった・・・

白ワインの可能性を感じたというか、またワインへの新しい扉が一つ開いた感じです。

 

 

今回のビンテージは2014年

つまり2014年に瓶詰されたワインです。

 

午前中に抜栓。

仕事だったけどちびっと試飲(飲み込まずにテイスティングだけ)

ふむふむ、完全にまだ寝てますな。

 

それでも奥のほうにこもるポテンシャルを感じずにはいられない香り。

そのまま冷蔵庫でゆっくりと目を覚ましてもらって、夜にデキャンティング。

(朝にデキャンティングしておけば良かった)

開いてきましたよ~

 

ここからはウサンクサクなるのでやめときますけど、

一言で言うと

「とても複雑なのに限りなく澄んでいるワイン」

といった感じ。

 

そして一番驚いたのが抜栓3日目。

まるでブランデーのような?梅酒のような?更に芳醇な香りと味わいに変化!

 

樽掛けしていないはずなのにこの香り!?

白ワインてここまで開くのか!?

と、驚きいっぱいの試飲でした。

 

 

自分の誕生日に関心は無いけど1つの節目として捉えるには良い機会。

 

さあ、43歳。

絶妙にビミョーな年齢。

人生の折り返し地点くらいかな。

 

今年は大きな転換期となるのでコントロールして先に繋げていかないと。

 

ヴィエディロマンスを飲んでまた新たにワインの可能性を知れたし、

何歳になろうが気力と好奇心とチャレンジ精神を忘れずに頑張ろうと思います。

 

ふむ!!

 

 

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