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COLUMN

numero172

 

最近「酒コラム」みたくなっております。

 

 

物々交換的にいただいた和歌山の酒、紀土(きっど)の無量山 「純米酒」

そして続けざまにいただいた同じ無量山「純米吟醸」

 

 

まずいただいたのは赤いラベル「純米酒」

続けていただいたのが青いラベル「純米吟醸」

 

ウンチク書く必要も無し!どちらも旨い!

 

正直、

昨今のワイン事情における「ビオ」「自然派」「ナチュール」という流れ。

あまりピンと来ていません。

 

「ナチュール、ビオ系も経験しておかないと」と思い、

取り引き先インポーターから取り寄せて結構な数を試飲しましたが、

個人的に「コレはイケる」と思ったのは数本。

 

他にも幾つかネットで買ってみたんですが、

紹介文はイイ感じに書いてますねんけど、とにかく「ワイン」じゃない。。。

「ワインになりたかったけどなりきれなかったブドウジュース」的な??

 

内の一本なんて、特有のビオ臭が酷過ぎてまさしく「馬小屋」。。。

 

ナチュール、ということを理解して購入したけど、

そのワインはあまりにも酷かったから購入した店に

「ナチュールワインの経験が少ないので教えて欲しいのですが、こんなものなんですか?

 状態悪くなっているとかではなくて??」

と電話して聞いてみたレベル。

 

回答は勿論

「その自然の感じを楽しんでもらうのがナチュールです(きっぱり)」

と・・・

 

あれを「ナチュールて美味しいよね~♪」

と言って飲める人がいるなんて信じられないんだけどな、、、

 

そんな経験もあり、

ナチュールワイン、もうこれは、

「ワイン」じゃないんだと。

「ナチュールワイン」という別のアルコールカテゴリーなんだと。

 

そんな感じだったんですけどね、

最近飲ませてもらうナチュール系ワインがですね、

旨いんですよねー。

 

フランスが中心ですが、どれも完成度が高くてちゃんと「ワイン」だし、

特有のビオ臭も落ち着いていてまったく気にならない。

それどころかそれが旨味に転化されている感じもするくらい。

これが本来のナチュールの旨さなんだろうなと。

 

 

そして、特筆すべきが日本のナチュールワイン。

 

これも最近飲ませてもらう機会が増えていますが、

信念を持ってワインを造っている人達のワインを飲ませてもらうと

その可能性を感じることが出来ます。

 

10年後、20年後にはフランスやイタリアにも負けないような、

世界的なワインに成長しているような気がするワインも、あります。

 

上の画像左

長野県にある「小布施ワイナリー」のワインだそう。

生産本数も少なく貴重なワインなのでなかなか手に入らないワインで有名。

 

今の日本ワインのキーワードにもなるようなワイナリーらしい(勉強中)

とても可能性を感じる旨いワイン。

ちょっと驚きました。

 

下画像は、これも長野県。

高山村にある「カンティーナ・リエゾー」のメルロー

 

「日本でイタリアワインを造る」というコンセプトでワインを醸造しているリエゾー。

確かにイタリアワイン的に「食中酒」向き。

ちゃんと「イタリアワインぽさ」を感じます。

 

セラーでの長期熟成に耐えられるかは不明だけど、これも可能性を感じたし、

日本ワインのレベルが上がっているのを実感します。

いつかレッゾでも取り扱えるようにしたいと思っています。

 

 

ビオ、ナチュール、自然派、オーガニック、

苦手意識を持つ前にゆる~く受け入れること。

そしてとにかく、旨い食事があってそれを家族や仲間と一緒に食べながら飲めば、

どんなワインでも「愉しく、旨く」飲めるのかもしれないですね。

 

飲んだくれ万歳

 

ふうむ

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