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COLUMN

numero289

お客様にイタリア旅行に行くというかたがいらして、

イタリア話しをしていたら自分も行きたくなってきました

 

 

イタリアは「挨拶」の国

ショップに入る時も、バールに入る時も、レストランに入る時も、

とにかくまず「ボンジョルノ(おはよう)」「ボナセーラ(こんにちは、こんばんわ)」

という挨拶言葉を交わして入るだけで接客が全然違います。

 

 

以前に書いたことがありますが、初めてイタリアに行った時の事

 

ミラノ・マルペンサ空港について直ぐ、

「よっしゃ!本場で本場のカッフェ(エスプレッソ)を飲んじゃうか!」

と、乗継便を待つ同行の二人から別れて一人、バールに入りました

 

カウンターごしに綺麗な女性スタッフにちょっと緊張しながら、意気揚々と

「ウン・カッフェ・ペルファボーレ!」(笑顔)

と、

イタリアで初めて使うイタリア語をカッコつけて言い放ったわけですよ

 

女性スタッフ

にこりともせず

「ん??コイツ今何て言ったんや??」的な顔をした次の瞬間

ドン!

と目の前にミネラルウォーターが置かれ、レジを打たれたという経験があります・・・

 

勿論

「ノ・ノ!カッフェ・ペルファボーレ!」と言えば良かったのですが、

そんな事言えるわけもなく、仕方なく水を買って意気消沈・・・

という苦い思い出があります

 

 

帰国し、イタリア語を教えている大学教授のゲストにその体験を話すと、

 

「向こうのバールスタッフはアジア人=水、という頭があるのよね。

 空港はそういう固定観念が強い場所だし、いきなりアジア人がイタリア語で話すもんだから

 向こうは一瞬何語か分からなかったの。

 分からない=水だしときゃ大丈夫

 みたいな傾向があるから、水が出てきたのよ。

 

 イタリアは挨拶の国。

 次に行く時はどこでも相手の目を見て先ずは「ボンジョルノ」て挨拶するの。

 そうすることで向こうの人間に

 「これからイタリア語でしゃべりますよ」と伝えることにもなるの。

 きっと気持ち良い接客をしてくれるわよ」

 

と教えてくれました

 

二回目の渡伊までしっかりそれを覚えていたのでリベンジ

勿論、同じマルペンサ空港内のバールで(同じ女性じゃなかったけど)

 

和田

「buongiorno~♪」

 *一呼吸おいてから

「Un caffè, perfavore」

 

店員

「Si!」

笑顔でエスプレッソが出てきました

 

しかも、

「Buona giornata !」(ボナ・ジョルナータ 良い一日を過ごしてね!という言葉)

まで言ってもらえ、リベンジ成功!

 

人にもよるとは思いますが、挨拶一つでこのように変わるのデス

 

この「Buona giornata」という言葉、素敵ですよね

それから自分も時々意識的に使うようになりました

 

イタリア、いつかまた行けるように

頑張ります!泣

 

そうそうイタリアと言えば

Amazonプライムビデオのドラマ「シタデル・ディアーナ」にハマっております

 

「シタデル」というドラマのスピンオフ、それのイタリア版らしく(シタデル本編は見てない)

全編イタリア撮影に加え、勿論出演者は皆イタリア語

日本語字幕で観れますので、イタリア語のリスニング学習にはもってこい

(学習していないけど、、、)

 

シタデル・ディアーナ

 

それにですね

主演の「マティルダ・デ・アンジェリス」というイタリア人女優さん

最初はなんかビミョーな女優さんだなーと思っておりましたが、

視聴するにつれて何だか妙にハマりまして、インスタもフォローしましてん。

新たな「推し」の出現デス

 

マティルダ

 

イタリア偏愛はついにイタリア女性にまで・・・

 

ふうむ

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