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COLUMN

numero113

懇意にしているイタリアンのシェフから「コテキーノ」という珍しい食べ物をいただいた。

 

イタリア、エミリア・ロマーニャ州の伝統的な食べ物で、

年末年始にレンズ豆やポレンタと一緒に食すらしい。

 

豚のソーセージと言えばいいのか?サラミの一種だろうか?

イタリアから取り寄せたというそのコテキーノに合わせてレンズ豆の煮込みを仕込んで持ってきてくれた。

 

コテキーノもレンズ豆も真空保存してくれていたので湯煎するだけでOK。

ちょっとクセがありそうな香りだったのでこんな時こそロゼの出番。

こちらもあえて少しクセのあるロゼを合わせて、早速実食!

 

イタリアからの輸入品だったので本場そのもの。

油コテコテで豚特有の香りもプンプン。

好き嫌いの分かれる食べ物だとは思うが、自分は結構イケる。

美味い。

それに合わせてシェフが調理、煮込んでくれていたレンズ豆ととてもよく合ったし、

選んだロゼも我ながら良いマリアージュをしてくれたと思う。

 

コテキーノ。

日本ではなかなか食べられる店は少ないだろうけど、もしメニューで見かけたら食べてみてください。

チビチビとワインと一緒に楽しみめます。

クセになりますよ~

但し、合わせるワインは慎重に。

 

というのも、

アレンジして香りやクセもマイルドに作ってあるコテキーノであればどんなワインでも問題ないと思いますが、

コテコテのイタリア風であればワインはなかなか難しい。

 

コテキーノの場合、その香りのクセが強いので赤ワインのタンニン(渋さ)と喧嘩するんですよね。

あまりガツンと重いフルボディ―の赤ワインもいけなくはないんだけど、しんどくなります。

 

赤なら酸のしっかりしているトスカーナのキャンティ・クラシコなどの、

「サンジョベーゼ」という葡萄を使ったワインがおススメ。

 

白なら少し角が立っていて柑橘感のあるようなワイン。

アルネイスやピノグリージョという葡萄を使ったワインがいいと思います。

 

このように単純に「肉には赤ワイン」という感じで合わせてもちょっとビミョーな料理もあるんですよ。

そんな時に最高なのが、ロゼ。

 

ロゼはその特有の辛口のキレと酸味がこういうクセのある料理のイヤラしさを消し、

旨味を前に引き出してくれる。

だから中華やバラエティーに富んだオードブル料理なんて最高に合わせやすいのです。

 

これから一ヵ月程度はテイクアウトを再スタートさせる飲食店も増えると思います。

 

ロゼ、一度いかがですか。

 

 

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