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COLUMN

numero147

先日7年振りに来店してくれたゲストがいました。

 

ご主人の仕事の関係で転居が多いそうですが、今は田辺にいるらしく、久しぶりの来店。

このコラムは見てくれていたそうで、お店の近況などは知ってくれていたそう。

お母さんになって素敵になった(前も素敵でしたよ)姿を見れて嬉しかったし、

何だか親戚のおじさん気分でした。

またお待ちしてますね。

 

 

話しは変わって、、、

 

初めてイタリアに行ったのが2005年の10月。

ちょうど今から17年前なんですよね。

 

当時のサロンは、設定された指名売り上げ金額を達成したスタイリストへのご褒美として、

「イタリア行きチケット」が設定されていたんです。

 

そんな簡単に達成できる数字じゃなかったけど、

大規模店(8店舗展開)の基礎資金力はスゴイですね~。

 

 

ご褒美とはいえ「ミラノのとあるサロンで髪を切ってもらい、技術を盗み、研究する」

というミッションが課せられるわけです。

(盗むというと聞こえは悪いですけど、事前に先方サロンの許可を得てですよ)

 

切ってもらっている様子を撮影して帰国後にミーティング、という感じだったので、

カットのあとは単なる旅行でしたけど、

「イタリアという国の感性を少しでも吸収してくる」というのもミッションの大きな課題の一つだったので、

かなり自由に行動出来たし、行ってみたい街や場所のリクエストも聞いてもらえた。

 

自己負担は現地での小遣いのみ。

他店舗のオーナーが同行なので夕食はほぼ毎回出してもらえた気がする。

 

それでもツアーじゃない個人手配。

行きたい場所、街、食べたい店なども希望が言えたけど、

自分でも色々と調べていかないといけなかったので、行く前からかなり緊張した。

同行者も渡伊経験があるとはいえ、一度行ったことある、くらいだったから。

 

当時は成田空港からJALの直行便が就航していました。

(客室乗務員も日本人だし色々と融通が効いた)

 

しかも「二階席」を選択出来た時代らしく、

エコノミークラスでありながら席数も少なく、トイレも二つあったので混むことも無し。

 

二階席は客室乗務員の休憩所近くだったようで、呼べばすぐに来てくれたし、

お菓子やカップ麺などの置き菓子も常に充実していたから、そういう意味でも快適。

 

知ってました?飛行機に中二階席?て感じのスペースがあるの。

今は廃止されたとか?

 

そんなこんなでミラノ・マルペンサ空港へ降り立つわけなんだけど、

空港に入った時の香しい(かぐわしい)香りよ!

 

よく言うでしょ?

「各国の空港にはその国特有の匂いがある」て。

 

マルペンサ空港に着いた時に嗅いだあの香り。

なんて表現したらいいのか分からないけど、とにかく「大人のイタリア人男性ぽいスパイシーな匂い」(笑)

「高級ヘアトニック??」みたいな??www

今でも思い出せる。

 

 

MASAが卒業してしまったのでコロナが終息してもイタリア行きは難しくなってしまいました。

長期で店を空けることなんて出来ないから。

これが今の最大のウィークポイント。

人生、なかなか予定通りにいかないものですな~。

 

さて、どうやってイタリア行こうか(諦めへんで)

 

 

それでもイタリアを想像しているだけで幸せな気持ちになるし、

夜、洗い物している時にイタリア国内のラジオを視聴したりするんですけど、

生のイタリア語を聞いているだけで耳に心地イイ。

 

イタリアしか知らないからだろうけど、今はまだイタリアだけでいい。

だからもっとイタリアの事を知りたい。

イタリア人の友達とか出来ないかな~

 

ふむ!

 

 

 

画像は2015年の初フィレンツェ。

若さ故?

顔つきが刺々しいですなー。。。

*ちなみにイタリアでカットされる為に伸ばしていたんです。髪。

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